家庭菜園初心者が挑戦!カインズのガーデンフレームでオーガニック野菜づくりを始めてみた

ガーデンフレームの設置された庭とトイプードル

家庭菜園初心者が挑戦!カインズのガーデンフレームでオーガニック野菜づくりを始めてみた

↑ガーデンフレームと一緒に写る我が家の応援団↑

「家庭菜園にちょっと興味があるけど、どう始めたらいいのかわからない…」
そんなふうに思っていた私が、自宅の庭の空きスペースを使ってオーガニック野菜づくりを始めてみることにしました。

使ったのは、カインズで見つけた「ガーデンフレーム」と、ナフコで購入した「オーガニックやさいの土」。
どちらも初心者でも扱いやすく、シンプルで始めやすい家庭菜園キット

目次

家庭菜園初心者、庭の空きスペースでスタート!!(2025年4月9日開始)

ガーデンフレームを置く場所を選ぶ

まず選んだのは、庭の端にある空きスペース
雑草が生えていて放置されていた部分ですが、日当たりが良く、風通しも最高だったので、ここに決めました。
また、私の住んでいる地域ではキョン(野生動物)が出没することもあるため、家の窓から常に様子を見られる位置に設置することにしました。
防犯・防獣の意味でも、これは正解だったと思います!

整地前の草の生えた庭の空きスペース
こちらが整地前の庭スペース。草がもさもさで、くわで耕してみました

カインズのガーデンフレームを開封!設置!

今回使用したのは、カインズで販売されている「どこでもガーデンフレーム(90cm×90cm)」
工具不要で組み立てられるので、初心者でも本当に楽でした!

カインズ「どこでもガーデンフレーム」箱と設置前の道具
箱と金づち。説明書通りにやれば10分程度で組み立て完了!

オーガニックな土づくりに挑戦!

掘り起こして、土のリセットから

設置したガーデンフレームの中は、最初かなり固い土でした。
スコップやくわを使って、土を深めに掘り起こして空気を入れることで、根が伸びやすい環境をつくっていくとのことでしたので30cmくらい掘ってみました。

土を掘り起こした状態の家庭菜園のガーデンフレーム内
地面がかなり固かったので、しっかりほぐしました

落ち葉と小枝を敷いて、ふかふか土づくり

掘り起こした後は、庭にあった落ち葉や小枝を底に敷きました。
この自然素材が徐々に分解されることで、土の中に有機質が増えてふかふかになっていくそうです。

ガーデンフレーム内に落ち葉と小枝を敷き詰めている様子
掘り起こしたフレーム内の土の上に、庭で集めた落ち葉と小枝を敷き詰めているところです

ナフコの「オーガニックやさいの土」を投入!

いよいよ仕上げに使ったのが、ナフコで購入した「オーガニック やさいの土(20L)」
有機JAS規格対応の安心素材で、自然派の家庭菜園にぴったりのブレンド土です。

「有機JAS規格対応」とは:日本の農林水産省が定める有機JAS(Japanese Agricultural Standard)規格に適合した資材を使用していることを意味します。化学合成農薬や化学肥料を使わず、自然由来の資材のみを使った有機栽培のための基準です。より自然に近い環境で野菜を育てたい方に適しています。

ナフコで購入したオーガニックやさいの土(説明表示)
カラフルな野菜写真が目印のナフコの「オーガニックやさいの土」

私は最初に8袋(160L)を用意しました。これで深さ15cm~20cmくらいまでしっかり埋まります。

ナフコで購入したオーガニックやさいの土(20L×8袋)を積み上げた様子と設置前のガーデンフレーム
重たいけど、がんばって運んだよ!これだけ使えばフカフカの土に

実際に触ってみると、ふんわり軽くて水はけも良さそうな質感。
市販の安い土より明らかにしっかりしていて、これからの野菜の成長が楽しみです!

🌿ちなみに今回使ったのは、「有機JAS別表1適合資材」のオーガニック培養土。
農薬や化学肥料を使わず、自然素材(バーク堆肥・ピートモス・赤玉など)だけで作られていて、
小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使えるのが嬉しいポイントです。

🔍 pHは6.0±0.5で、中性〜やや酸性。ほとんどの野菜に適したバランスなので、初心者にも扱いやすいそうです。

種まき!今回選んだ野菜たち

時なし五寸人参を選んだ理由

初めての野菜に選んだのは、「時なし五寸人参(紅彩)」という品種。
名前のとおり「いつでもまきやすく」「育てやすい」ことから、初心者向けの定番野菜として人気です。

時なし五寸人参の種パッケージ画像(やわらかく作りやすい)
トーホク交配の時なし五寸人参。発芽率も高いらしく期待大

五寸人参は根が短めなので、浅めのガーデンフレームでも育てやすいという点も決め手でした。
発芽までの水やりや温度管理には少し気を使いますが、愛情を込めて育てていきたいと思います

コンパニオンプランツに万能ねぎを選択!

もうひとつ、一緒に植える野菜として選んだのが、「万能葉ねぎ」です。

「コンパニオンプランツ」とは:互いに良い影響を与え合う植物を隣同士に植える栽培方法のことです。お互いの特性を活かして病害虫を防いだり、生育を促進したりする効果があります。自然の力を借りた環境に優しい栽培テクニックとして注目されています。

万能葉ねぎの種パッケージ画像(風味最高・プランター可)
プランターでも簡単に作れる万能ねぎ。初心者にぴったりの優秀野菜!

ねぎ類には害虫を遠ざける効果(アリシンなどの揮発成分)があり、
にんじんと相性が良い「コンパニオンプランツ」として一緒に育てると、お互いに育ちやすくなるそうです。

種まきスタート!

畝(うね)が作られた種まき直前のオーガニック菜園の様子
溝をつけて、いよいよ種まきスタート。初心者でも丁寧にやれば大丈夫!

この時、人参2列中央にその周りにコンパニオンのねぎをレイアウトしてみました。
うまく育ってくれれば、コンパニオン効果で虫が減り、病気も防げると期待しています✨

発芽しない場合の対処法

人参の種は発芽までに1〜2週間かかることがあります。発芽しない場合は、以下の点を確認しましょう:

  • 土の乾燥具合(表面が乾きすぎていないか)
  • 種まきの深さ(浅すぎても深すぎてもダメ、1cm程度が目安)
  • 温度管理(急な冷え込みがあった場合は不織布などで保護を)

雨上がりでも安心!水はけの良さが感じられる土

種まきから2日後、雨が降った後のオーガニック家庭菜園の様子。カインズのガーデンフレーム内に「時なし五寸人参」と「万能ねぎ」の種をまいた状態。水はけの良さが伝わる。

種まきから2日、ちょうど雨が降ったあとに撮影したのがこちら。
表面にまだ雨の跡が残っているものの、べちゃっとならず、適度な湿り気で水はけも抜群。
撮影中も土の良い香りがして、有機素材の発酵がじわじわと効いてくるのが楽しみになりました✨

上の方に写っているラベルは、「時なし五寸にんじん」と「万能ねぎ」の種。
水や日差しにも耐えられるようにパウチ加工しておいたので、雨が降っても安心です。
日付も書いてあるので、今後の成長記録としてしっかり活用できそうです🌱

💰価格と購入方法|ガーデンフレーム&オーガニックの土

これから始める方のために、今回使用したアイテムの価格と購入方法をまとめました。

🪴使用したアイテム一覧

■ ナフコ|オーガニックやさいの土(20L)

  • 価格:980円(税込)
  • 購入方法
    • 店舗受け取り専用。私はオンライン注文→店舗でピックアップしました。
    • デリバリーには対応していないため、近隣に店舗がある方におすすめです。
  • 有機JAS規格別表1適合資材を使用、初心者でも安心して使えるしっかりした土でした。

■ Amazon|類似のオーガニック培養土(25L)

  • 商品名:瀬戸ヶ原花苑 プレミアム有機野菜の培養土
  • 価格:1,750円※割引時、送料込
  • 特徴
    • バーミキュライトやピートモス入りの軽量タイプ
    • 配送OKなので、店舗が近くにない方にはこちらが便利です
  • 🛒 Amazon商品ページを見る

■ カインズ|箱庭ガーデンフレーム(100cm)

  • 価格:5,980円(税込)
  • 購入方法
    • 私は店頭で直接購入しましたが、現在は送料無料でオンライン配送可
    • 一部キャンペーン期間中(2025年3月19日~5月27日)で指定住所への配達無料
  • 連結可能でアレンジしやすい仕様、素材も軽くて扱いやすいです。

🧾 まとめ|はじめの一歩を踏み出せた!家庭菜園、これからが楽しみ

今回、家庭菜園初心者の私がチャレンジしてみた「ガーデンフレーム × オーガニック野菜づくり」。

正直、準備には思った以上に手間も時間もかかりましたが、
「どこに置くか」「どうやって土を作るか」「どんな種を選ぶか」――
ひとつひとつ考えながら進める時間そのものが、とても充実していました。

まだ野菜の芽は出ていませんが、すでに“育てている楽しさ”は始まっています。

✔ 空きスペースが「育てる場所」に変わった
✔ 自然に触れながら、気持ちが整う時間ができた
✔ この先の成長を見るのが、毎日のちょっとした楽しみに

これからどう育っていくのか、失敗も含めて記録していきたいと思います。

この記録が、これから家庭菜園を始めようと思っている方のヒントになれば嬉しいです🌱

まずはここまで準備完了。
次は、発芽と成長の様子を追いかけていきます🌱
記録としても、またひとつ記事にしてお届けできればと思っています。

📌 次回は、発芽の様子や水やりの工夫、成長の記録についてもレポート予定です。
更新をお楽しみに!

この記事を書いた人
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ガーデンスプラウト

My Organic Veggie Life」運営者・オーガニックライフナビゲーター

長い海外生活を経て、現在は日本で植物と動物に囲まれた暮らしを楽しんでいます。
家庭菜園やオーガニックライフのヒントを、ブログで発信中。 

今後はYouTubeでもお届け予定です。

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🌿 最後まで読んでくださってありがとうございます。

🍀 少しでもお役に立てたら嬉しいです。

🪴「マイオーガニック ベジライフ」では、これからも自然とともに暮らすヒントをお届けしていきます。

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